ユニフォーム商戦

2017年02月17日

ユニフォーム商戦

生暖かい風がどこか心地よい、春一番が吹き荒れた関東地方。

あと一ヶ月もすれば、もう桜の季節。時が経つのはほんとに早いものです。

 

そんな桜満開を待たずして来週から開幕するのが、日本サッカー最高峰に君臨するJリーグ。

1993年に発足したJリーグは、今年24年目を迎える。

全国各地で繰り広げられるJ1,J2,J3のそれぞれの開幕は以下の通り。

 

J1リーグは2月25月(土)
J2リーグは2月26月(日)
J3リーグは3月11月(土)
J1、全18チームで34節(H&A総当り)
J2、全22チームで42節(H&A総当り)
J3、全19チームで30節
で熱き戦いが行なわれる。

 

 

開幕当初、10チームだったJリーグは、現在では加盟チームが53チームとなり、進化を続ける。ここまでチーム数が増えることを誰が想像しただろうか。

いまやJリーグは日本のスポーツ界において、ビッグビジネスであることは間違いない。

その象徴に、Jリーグを観るなら【スカパー】というイメージだったが、今年からJリーグ全ての試合は巨額の契約金で【DAZN ダ・ゾーン】が10年間の放映権契約を締結した。

https://www.dazn.com/ja-JP

 

しかしながら、各チーム、地域に根付いたチーム造りがコンセプトにあることを忘れてはならない。地域の協力あってのクラブ運営のスタイルはどこのクラブ変わらない。

より地域との関係性を良いものにしていくため、各チームが地域を巻き込んだ様々なイベント等で盛り上げている。

こうやって、スポーツが一つのビジネスとして地域、さらには日本を活性化させることには大賛成だ。

その証に、Jリーグではチーム名に企業名を入れないことが原則である。

 

 

今回は、そんな2017年Jリーグ(明治安田生命)開幕に先駆けて、視点をかえて

【ユニホーム】にまつわる話題を取り上げてみた。

どんなスポーツでもそうであるように、ユニホームは選手にとってもっとも重要なアイテムであり、いわば戦うモードにスイッチを入れるための戦闘服みたいなものである。

そんなユニホームもJリーグでは開幕当初、全10チームのユニホームが全てミズノ製のものだった。

まあ、色々と大人の事情、契約の問題もあったのでしょう。

 

しかし今や、各チームの契約メーカーは様々で、年々ユニホーム商戦はヒートアップしているように感じる。

新規参入メーカーだったり、あのチームがここのメーカーの!?

なんてこともあり、一ファンとしては、毎年そのあたりも楽しみだったりする。

各社凌ぎを削って、勝ち取った契約チームがこちら。

使用しているチームが多い順に並べてみた。

 

使用メーカー 

1位 Puma(プーマ)7チーム

川崎フロンターレ(J1)

ジュビロ磐田(J1)

清水エスパルス(J1)

セレッソ大阪(J1)

ロアッソ熊本(J2)

大分トリニータ(J2)

アスルクラロ沼津(J3)

 

2位 adidas(アディダス)5チーム

横浜Fマリノス(J1)

ベガルタ仙台(J1)

アルビレックス新潟(J1)

松本山雄(J2)

ツエーゲン金沢(J2)

2位 アスレタ(Athleta)5チーム

アビスパ福岡(J2)

東京ヴェルディ(J2)

カマタマーレ讃岐(J3)

栃木SC(J3)

ブラウブリッツ秋田(J3)

 

4位 ミズノ(Mizuno)4チーム

ヴァンフォーレ甲府(J1)

名古屋グランパスエイト(J2)

愛媛FC(J2)

徳島ヴォルティス(J2)

 

5位 Nike(ナイキ)3チーム

鹿島アントラーズ(J1)

浦和レッズ(J1)

サンフレッチェ広島(J1)

5位 New Balance(ニューバランス)3チーム

サガン鳥栖(J1)

モンテディオ山形(J2)

FC岐阜(J2)

5位 Hummel(ヒュンメル)3チーム

V・ファーレン長崎(J2)

ガイナーレ鳥取(J3)

福島ユナイテッド(J3)

5位 Penalty(ペナルティ)3チーム

湘南ベルマーレ(J2)

ファジアーノ岡山(J2)

長野パルセイロ(J3)

 

6位 Umbro(アンブロ)2チーム

FC東京(J1)

ガンバ大阪(J1)

6位 Kappa(カッパ)2チーム

コンサドーレ札幌(J1)

ジェフ千葉(J2)

6位 Under Armour(アンダーアーマー)2チーム

大宮アルディージャ(J1)

グルージャ盛岡(J3)

6位 スボルメ(Svolme)2チーム

町田ゼルビア(J2)

YSCC横浜(J3)

6位 ゴル(gol.)2チーム

SC相模原(J3)

藤枝MYFC(J3)

6位 Finta(フィンタ)2チーム

ザスパ群馬(J2)

レノファ山口(J2)

 

7位 ヨネックス(Yonex)1チーム

柏レイソル(J1)

7位 アシックス(Asics)1チーム

ヴィッセル神戸(J1)

7位 ガビック(GAViC)1チーム

水戸ホーリーホック(J2)

7位 サッカージャンキー(Soccer Junky)1チーム

横浜FC(J2)

7位 ワコール(Wacoal)1チーム

京都サンガ(J2)

7位 ボネーラ(Bonera)1チーム

ギラヴァンツ北九州(J3)

7位 Sfida(スフェーダ)1チーム

FC琉球(J3)

7位 Mitre(マイター)1チーム

鹿児島ユナイテッド(J3)

7位 ゴールドウイン(Goldwin)1チーム

カターレ富山(J3)

 

実に様々なメーカーが参入してきている。

開幕当初、まだ存在していないメーカー、知名度がそれほど高くなかったメーカーも今や一流メーカーと肩を並べて競い合っている。

流行を敏感にキャッチしながら、これだけのメーカーがある中、生き残っていくのは至難の業だろう。

こうやって並べてみると意外にも?プーマ製のユニホームを使用しているチームが多い。

2位にアスレタが入ってることにも驚いた。

世界的にみれば、ナイキが断トツで、次いでアディダス、プーマといったあたりだろうか。

 

しかし、Jリーグでもビッククラブの浦和レッズ、鹿島アントラーズはしっかりナイキが押さえている。

横浜Fマリノスはアディダス、FC東京、ガンバ大阪はアンブロとこちらも大手メーカーがしっかり押さえてるところあたりは、新規参入メーカーが増えてきたとはいえ、まだまだ大手の力が強いことは明白である。

 

サッカー観戦初心者の方なんかは、まずは自分の出身地のチーム、住んでる地域のチームを応援することはもちろんですが、かっこいいユニホーム、自分が気に入ったデザインのユニホームを探してみて、そこからそのチームを応援してみるのも結構面白いかもしれません。

 

色々調べていくと、ユニホームのデザインやカラーにはそのチーム独自のコンセプトなんかがあったりして愛着が沸いてくるかも!?

 

個人的にずっと好きなユニホームは

清水エスパルス

http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35422

世界地図をモチーフにしたデザインが当時から好きでユニホームのデザインから好きになったチームの一つ。

もう一チーム、単純にユニホームのデザインが好きなのは

湘南ベルマーレ

http://www.bellmare.co.jp/162124

特にPENALTY製になってからのデザインが好きでウエアだけでなく、パンツ、ソックスとの色合いが絶妙で毎年楽しみにしてるチームの一つ。

 

と、まあこんな角度からJリーグを注目してみても面白いのではないでしょうか!?

 

とにかくすぐそこに迫った2017年シーズンのJリーグ。

 

熱き戦いに注目したい。

 

 

いかがでしたか、中村昌哉コラボコラム?中村昌哉コラムについてはこちらから


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